事故を起こす・起こさないのちがい

2011.06.06

事故を起こさない、巻きこまれない秘訣は何かといえば、状況判断です。自動車教習所(自動車学校)で耳にタコができるほど聞かされたコトバですが、この状況判断というコトバほど、カンタンなようで、じつはよく理解されていないコトバはないのです。状況判断とは、要するに、自分のクルマがこれから進もうとしている道路・交通・環境状況などはいったいどうなっているのか、安全なのか危険なのか、もし危険だとしたら、何が、どう危険なのかを読みとることですが、問題は、この状況判断の中身です。たとえば、前方の信号が赤から青にかわった、じゃ進んでもいい―この程度では判断したとはいえません。信号が青になったらアクセルを踏むのは条件反射に近い行動であって、判断し、行動するとはいえないのです。信号が赤から青にかわったとしても、左右のクルマはどうなのか、信号無視で突っ走ってくるクルマはないか、右左折車はどうか、自分のクルマの周囲は?自転車、オートバイの有無は?歩行者は?信号が赤から青にかわり発進するさいには、最低限これくらいの観察力が必要なのです。それが状況判断力なのです。文字にすると、ずいぶんいろいろなことをやっているようですが、この程度のことは、運転キャリアのある人なら一瞬のうちに判断しているものなのです。一〇年二〇年と無事故運転をつづけている人は運転がうまいというより、経験から危険を事前に察知するだけの状況判断力があるからなのです。
[参考情報]
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