改善することが前提

2011.06.21

僕はこれを改善モデルと呼んでいる。改善することが前提なのだ。だから、IPodやグーグル検索のように、最初から爆発的に広まるということはない。スタートはゆっくりでいい。けれど改善を続けていけば、必ず世の中に認知されるようになる。そして認知されるにしたがって成長のスピードは加速していく。改善の蓄積があるから、クオリティはきわめて高いものになっている。忍耐力は必要かもしれないが、諦めずに続けさえすれば確実に目標を達成できるやり方だ。もしかしたらどこかの段階で、天才的なライバルが現れて、まったく別の方式でショッピングモールを始めることもあるだろう。その瞬間は相対的に負けることがあるかもしれない。けれど、改善さえ続けていけば、最終的には追い抜ける。改善というのは、絶対的に成長する方法なのだ。天才は99%の汗と、1%のインスピレーションからできているとエジソンは言った。それが真理だと思う。インスピレーションの大切さは言うまでもないけれど、そのアイデアの上にさらに改善を積み重ねることができる人こそが、本物の天才なのだ。現在の状態に満足せず、常に改善を続けてきたこと、常に前進してきたことが、楽天をここまで成長させた本当の秘訣だと思う。改善を続けているからこそ、僕たちはインターネットの普及という千載一遇のチャンスをここまで生かすことができたのだ。未来を正しく見通すことは大切だが、それだけでは意味がない。改善は人が未来へ向かって突き進むための、強力なエンジンなのだ。

[参考]
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http://web.kurum.jp/