ネックウェア礼賛

2011.07.16

ネクタイのようにぎりぎりと首を締めつけない巻き物(ネックウェア)ならば、どんな人にでも抵抗なく活用してもらえると思う。オーバー五〇世代にすすめたい巻き物は、スカーフ、アスコットタイ、マフラー、ストール(マフラーより薄手で大判の巻き物)である。このうち、スカーフとアスコットタイはシャツの中に、マフラー、ストールはジャケットやコートの外に巻くものだから、分けて考えたい。スカーフやアスコットタイは、佇まいがなかなかに紳士的で素敵だ。映画『望郷』でジャン・ギャバンがしていたように、少々、気障なアイテムであったので、少し前まで活用する人は少数派だった。それでも、ノータイが市民権を得るころとときを同じくして、スカーフやアスコットタイも復権してきた。ネクタイを外して、寂しくなった首元に、差し色として花を添えることができるからだ。また、首は年齢をいちばん隠しにくいところでもあり、ここに巻き物があしらわれていると若々しさを演出できる。マフラーとストールは、ついつい無難な選択になりがちだ。どんな服にも合うように、グレイのマフラーを購入する、という消極的な姿勢ではなく、むしろ巻き物を起点にした装いを考えるとマフラーもストールも生きてくる。たとえば、淡いピンクのストールだ。発色の美しいピンクなんて自分には無縁、などと考えずに、ピンクのストールをどうやったらオーバー五〇世代らしく装えるかにトライしたらどうだろう。一例だが、ローゲージ(網目の大きい)の白いタートルに、オフホワイトのコーデュロイパンツ、靴はライトブラウンのスエード靴。そこにライトグレイのダッフルコートを羽織り、仕上げにピンクのストールを巻く。こんなコーディネートなら決して女性的ではなく、自然体でピンクの巻き物を着こなすことができる。巻き物は、今まで自分が実践してきた着こなしの枠組みを少しだけ広げてくれる。それが周囲には好印象に映るのではないかと思う。

[注目サイト]
コナカ公式通販 | スーツ・紳士服・礼服の通販
http://www.konaka.jp/
ボッテガ メンズ
http://www.bottegaveneta.jp/ja_JP/shop-products/Mens/designer-handbags
ボッテガ 公式オンラインストア
http://www.bottegaveneta.jp/ja_JP/shop-products